雑食オタクの雑記帳

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オタクが文章の練習に好きなことの話とかするブログ。

戦国ランスという最高のキャラゲーの話。

最後にブログを書いてから幾星霜、お久しぶりでございます。

七月の中旬くらいからは暇だったのですが、ゲームにのめり込みすぎて文章を書くということを一時期忘れていました。最初の二週間弱は食事と睡眠以外の時間をすべて捧げる勢いでマイクラをやっていたのですが、「このままだと際限なくマイクラやってるだろうな」と頭によぎったのでやめました。

 

そして、つい今日までハマっていたゲームが『戦国ランス』でした。ということで、今回は遊べるエロゲの最高峰と名高い戦国ランスについて書いていこうと思います。ちなみにエロゲは有名な作品(基本的にシナリオ重視)を5,6本触った程度のライトユーザーです。

 

戦国ランスアリスソフトが手がける地域制圧型SLGというジャンルに属する作品ですが、まず何よりも遊べるエロゲという評判の通り、どうやって領地を広げるかという攻略の過程が面白いです。

このゲームは周回前提の作りになっていて、一周目は強制的に正史ルートを攻略するのですが、これは結構前にクリアしていたので今回は二周目に蘭ルート、三周目に謙信ルート攻略しました。正史は記憶が正しければ苦し紛れにどうにかクリアしてメンタルが疲弊していたと思うのですが、今回のプレイでは苦しい場面に遭遇しながらも試行錯誤をして楽しくクリアできました。

私の蘭ルートを例に攻略の面白さを軽く語ってみようと思います。

二周目に蘭ルートを選んだのは「どうしても毛利家を仲間にしたい」という強い動機からでした。あの治安悪い感じとパワー型戦闘狂ジジイの元就が好みだったのと、正史でちぬが死んだのが悲しかったんですよね。

そんなわけで瓢箪を最低限割らないように北条までたどり着き、兵数差に苦しまされながら戦果勝ちを重ねて北条を制圧、イベントもこなして蘭ルートに突入。さあ、西へ進軍だと息巻いていたらヤバいことに気づきました。

本作において悪名高い島津の参戦です。Wikiを見ながらやっていたので、島津が毛利を吸収してしまうことは知っていました。島津が全国に宣戦布告をした頃、確かタクガの攻略に差し掛かったところだったので、必死の思いでタクガを制圧して毛利と交戦状態になるのですが。毛利攻略のターニングポイントとなる大決戦のフラグが立つ前に島津兄弟に毛利三姉妹がたらしこまれて吸収されました。あのイベントは一生見たくないと思うレベルで、めちゃくちゃ落ち込みました。実のところ、毛利にいち早くたどり着くために降伏を多用していたので状況はボロボロ。これ以上やる意味がなかったので、取り返しがつきそうなところからやり直しました(40ターンくらい遡った)。

蘭ルートに入るまでの余裕が意外とあったので、今度は種子島家までがっちり制圧してから北条に取りかかりました。そうしたことでザビエル封印までと島津参戦までのターンで余裕を持って毛利を制圧し、見事四人を仲間にすることができました。前回の屈辱があっただけに、その感動は一入でしたね。

この場合は打開策はシンプルでしたが、目標を達成するために試行錯誤しながらプレイする感覚の中毒性が高いんですよね。目標や試行錯誤のレベルが上がると、おそらく得点プレイ(いかに最後の得点を稼ぐか)に行き着きますが、得点プレイはかなりマゾいと思うので、私はやりません。

蘭ルートで戦果勝ちの重要性(名取の固有技能や陰陽師式神)を理解したり、作戦許可証のチートぶりを実感したり、相手を制圧すれば自動的に取り返せるので自領地の防衛を妥協するという選択を覚えたりと経験値を積んだので、謙信ルートは楽々クリアしました。★1にして得点も112点稼げたので、エンジョイプレイなら快適にいける段階になって個人的にとても満足できる結果になりました。ついでに途中のデータから独眼流の攻略も行い、妖怪勢を仲間にできました。正史やっていた頃は「あんな砦の数どれだけ時間かかるんだよ」と思っていましたが、いまにして思えば作戦許可証を使う前提だったんだなあと分かりました。

 

ゲーム部分の話はこのくらいにして、今度はキャラゲーという観点から語ってみましょう。タイトルにも「最高のキャラゲー」と掲げているとおり、どちらかといえばこっちがメインです。

戦国ランスの醍醐味といえば盛り沢山のイベントですよね。小ネタ的な地域イベントも面白いですが、やっぱりイベントで大事なのはキャラの掘り下げだと思います。

勢力イベントから始まり、交戦中のイベントも楽しみながら、制圧して好きなキャラを仲間にする。そして、キャラクリを進めていくという作業がすごく好きです。そもそも私がアリスソフト作品を触ったのはこれが二作目で、同じ地域制圧型SLGである『大番長』にどハマりしたことをキッカケにこっちにも手を伸ばしました。大番長も同じく最高のキャラゲーなので、イベントの豊富さとキャラクリの楽しさは知っていましたが、戦国ランスでそれを再確認しました。

本作で特に好きなのは、明石風丸(with火鉢)、独眼流政宗毛利元就です。風丸は交戦時から火鉢とくっつくまで全部いいです。ぬへ関連はちょっと涙腺にきますね。あとの二人はとにかくカッコいいです。ついでに政宗にアレがついてるCGはかなりびっくりしました。武田の四人も渋いカッコよさを感じているのですが、「四連戦→暗殺→他国に仕官したところを捕獲」にハードルを感じて触ってないので、いまは語れません。ただ武田制圧時の四人のやりとりはめちゃくちゃよかったです。

「エロゲなのに女の子が好きなキャラに入ってないのはどういうことだ!」とツッコミが入りそうですが、エロゲに燃えやカッコよさを求めるような人間なので男が先に出がちなんですよね。私という人間のサガです。とはいうものの、もちろん女キャラでもお気に入りの子は結構います。ざっと挙げていくと野菊、ノワール、謙信、柚美、てる、ちぬ、子鹿が特に好きな子たちです。毛利関連の三人が入っている時点で私が二周目でどれだけ毛利を攻略したかったか伝わるかもしれません。Hイベント用のキャラを入れると、今川あんことカ・グヤが上位に食い込んでいきます。余談ですが、独眼流の四人のキャラクリは後味が悪かったので、今後のプレイでは触らないと思います。政宗はやはり偉大な男……*1

あと主人公であるランスもあれだけ無茶苦茶やってるのに、憎めない魅力的なキャラになっているのがすごいです。外道になるかどうかギリギリのラインをちゃんと見極めているのと、良くも悪くもブレないところ、あとバカなところが魅力に貢献してるのかなと思いました。謙信との関係で好感度が爆上がりしました。ランスにヤられたりしても、ランスに惚れないキャラがいるのもバランス取ってて個人的にいいですね。余談ですが、女体化ランスも他の女キャラと上位争いできるくらい好きです。

Hシーンに関してはプレイ内容がどうこうとまで突っ込む気はありませんが、キャライベの一貫として楽しめました。

 

総評は最初から再三言っている通り、文句なしの神ゲーです。伝説として語り継がれているだけあるなあと思いました。ネットで簡単に買えてリーズナブルな値段でめちゃくちゃ遊べるコスパの鬼です。ランスシリーズは6だけもう買っていて、8,9,10も興味はあるんですが、如何せん時間泥棒なゲームなのでさすがにこれらを制覇するのは難しいと感じています。さらに最近セールで買った大悪司も積んでて戦国ランスもまだまだやり残しがあるので、なおさら難しいところです。これは贅沢な悩みな気もしますが。

 

それでは今回はこの辺りで締めさせていただきます。お付き合いいただきありがとうございました。

 

※島津四兄弟のキャラクリはまったくする気はありませんが、正史ルートの生き様と黒姫だけ絡んでいるときはわりと好きです。だが蘭ルート(とまだやってない猿殺しルート)の島津四兄弟、テメーはダメだ。

*1:キャラクリの条件を見て政宗からランスに心変わりするのではないかと内心不安になっていたのは内緒